主な原因として以下の2点が疑われます。
①スピーカーの故障
②スピーカー間の配線の異常
スピーカーが故障している場合はスピーカーを交換・修理し、スピーカー間の配線に異常がある場合はそれを修繕することが考えられます。
スピーカーが故障しているかどうかは、スピーカーのインピーダンスの値を測定して判断することが一般的です。
ZM-104Aなどを使ってスピーカーのインピーダンスの値を測定し、測定値がスピーカーの本来の値と大きく異なるときは、スピーカーの故障が疑われます。
*一般的なテスターではスピーカーのインピーダンスの値を測定できませんのでご注意ください。
また、スピーカー間の配線に異常があるかどうかは、CT-S01などを使ってスピーカー回線の導通や誤接続の有無を確認します。
なお、ZM-104AやCT-S01は、アンプからスピーカー回線を外した状態で、かつ、スピーカー回線に電圧が加えられていない状態でお使いください。