• No : 2930
  • 公開日時 : 2024/06/25 16:19
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スピーカー線の延長可能距離について

ハイインピーダンスとローインピーダンスのスピーカー線の延長可能距離(アンプ―スピーカー間)について、
設計の目安(線路抵抗値の目安)を教えてください。
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回答

スピーカー線の延長可能距離は、「スピーカーのインピーダンス」と「線の太さ(線路抵抗値)」によって定まります。        スピーカー線の線路抵抗値の目安は、ハイインピーダンスの場合はスピーカーインピーダンスの「10%以下」
ローインピーダンスの場合は「5%以下」となるよう設計します。                                          
 
(例)
30Wのハイインピーダンスのスピーカーが1台の場合、インピーダンスは330Ωなので配線の線路抵抗値はその10%で33Ω以下が
推奨値となります。
8Ωのローインピーダンスのスピーカーが1台の場合には、5%で0.4Ω以下が推奨値となります。
この時、配線距離の求め方は、スピーカーへはプラス(H)とマイナス(C)の、
「往復」分の距離での線路抵抗値になりますので注意してください。