スピーカー線の延長可能距離は、「スピーカーのインピーダンス」と「線の太さ(線路抵抗値)」によって定まります。 スピーカー線の線路抵抗値の目安は、ハイインピーダンスの場合はスピーカーインピーダンスの「10%以下」
ローインピーダンスの場合は「5%以下」となるよう設計します。
(例)
30Wのハイインピーダンスのスピーカーが1台の場合、インピーダンスは330Ωなので配線の線路抵抗値はその10%で33Ω以下が
推奨値となります。
8Ωのローインピーダンスのスピーカーが1台の場合には、5%で0.4Ω以下が推奨値となります。
この時、配線距離の求め方は、スピーカーへはプラス(H)とマイナス(C)の、
「往復」分の距離での線路抵抗値になりますので注意してください。